こんにちは!
寝違え・ぎっくり腰など、急性的に起こる強い痛み、経験ありますか?
当院にはそのような急性症状を抱えて来院する方もいらっしゃいます。
ところでこれらの症状、なぜそこまで痛いのでしょうか?
もちろんいくつかパターンの痛み方があるため、”絶対そうだ”という事ではありませんが、一つのパターンとしてご紹介します。
タイトルで述べた「実は痛くない」という事についてですが、厳密にいうと「実は痛めていない」の方が近いかもしれません。
人間の脳というのは幻覚や幻聴に代表されるように錯覚を起こすもので、”痛めているという錯覚”も起こることがあります( ゚Д゚)
例えば、寝違えで首だけでなく、腕も痛くて上がらなくなることがあります。
このような時は、腕や肩に何かしら治療するより、”動いても大丈夫”という事を脳に覚えさせるだけで痛くなくなることもあります。
1つの方法として、座った状態で腕を上げるのが痛い。というような場合に、患者さんには痛い方を上にして横向けになってもらいます。
その状態で、先ほどの座った時にしたのと同じように腕を動かしてもらったり、もしくは術者がゆっくりと腕を上げていきます。
すると、不思議なことに腕がスムーズに上がるではありませんか!( ゚Д゚)
これは、先日当院で実際にあった症例です。
このパターンの場合、筋肉や関節を痛めているのではなく、一度強い痛みを感じたことなどが原因で
”脳が動かすことにブレーキをかけている”
状態になるんです。
実際には痛めているわけではないので、”動かしても大丈夫”という事を脳が感知すれば痛み無く動かすことが出来るようになります(´・ω・`)
ただし、この症例の方もそうでしたが、痛みなく肩を動かすことはある程度できるようにはなったけど、
・肩甲骨と腕の連動(肩甲上腕リズム)がうまくできていない
・首の動きがまだスムーズに行えない
など、1回の治療で取り切れなかった部分はあるので、それは2回目、3回目ぐらいで取り切れるよう、通院はしていただくようにお話をしました。
ちなみに余談になりますが、寝違えやぎっくり腰の多くは、安静にするのはかえって治るのを遅らせてしまう原因となります( ゚Д゚)
無理やり痛みをこらえながら動くのも良くありませんが、痛くない範囲では極力普通に日常生活をしていく方が、安静にするより早く治ります。
数あるパターンのうちの一つを今回は紹介しましたが、上記のような、
「痛くないのに痛いと錯覚しているだけの状態」
というのは意外と結構あります。
天気が悪くなると肩こりや頭痛がひどくなるというのもその一つですね。
このような症状には、よくある”患部に対して治療(指圧・電気・鍼など)する”という方法では早く治すことはできません。
もちろん、患部に直接治療する方が適切な場合もありますが。
それらを問診や検査で見極め、より効果的な治療を提案して行い、患者さんを早く快適な日常生活に帰すことが我々の仕事です。
今回は急性の強い痛みにも整骨院では対応できます。という事だけでも覚えて頂ければ幸いです。
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