こんにちは!
みなさん、普段よく寝れてますか?
知り合いや患者さんの話しを聞いていると、意外と夜ぐっすり寝れていない、いわゆる”不眠”の方が多いようです。
不眠にもいろいろパターンがあって、
・寝付けない
・夜中によく目が覚める
・朝起きた時に疲れがとり切れていない感じがする
心あたりのある方、いらっしゃいませんか?
これらはよく
「ストレスですね」とか、
「自律神経の乱れです」というように言われてしまう事が多いものですが、ざっくりしていて少しわかりにくいですよね(´・_・`)
なかには専門の機関で診てもらって治すことが必要なものもありますが、大方日常生活での習慣や精神的なストレス・緊張が続くことが原因となっている不眠に関しては、整骨院で鍼灸の治療を受けていくことで良くなっていくことが多いです。(*^▽^*)
ということで今回は不眠に対する鍼灸治療について、また自宅でできる不眠対策についてお話していきます。
まず鍼灸治療をするにあたっての不眠の考え方ですが、主に肝機能が関与します(*^▽^*)
本来、睡眠時には体だけでなく血液も休ませてあげないといけません。
その時に休ませる場所が肝臓なのですが、日々のストレスや緊張が続くことなどによって肝機能が低下してしまうと血液を休ませることが出来なくなります(´・_・`)
すると、寝ているときにも起きていると同じように血液の供給がされるため、なかなか眠れなくなる、ということが起きてしまいます。
上にも書いたように、現代の不眠の原因の多くはストレスや緊張です。
これらを抱えている人は体に無意識に力が入り、全身の緊張状態が続くため目が冴えてしまいます
その眠れないことがまたストレスになり、寝られない事の悪循環になってしまうんですね(+o+)
根本的に不眠を治そうと思うと、そのストレスの原因を取り除くことが必要なので、整骨院で治すというのは難しい所もあるのですが、不眠を起こす身体的な以上に関しては整骨院でできることもあります。
鍼灸治療の主な作用は筋肉に対してのものと、内臓に対してのものとに分かれます。
不眠の治療では、このうち内臓の働きを整える考え方で行います(*^▽^*)
先程お話した肝機能の調整や、それに関わる他の臓器の機能を調整します。
当院のスタッフの経験でも、よく眠れるようになった方もいらっしゃいます(*^▽^*)
自宅でできる対策もあります!
鍼灸の道具で「集毛鍼」というものがものがあります。
このような道具で、鍼先の刺激を入れるだけで刺すことのない鍼です。
この集毛鍼を、家庭にあるもので代用することが出来ます(*´ω`*)
まず爪楊枝を用意してください♪
これを、だいたい500mlペットボトルの口ぐらいの太さで輪ゴムで縛るだけです。
こんな感じの物が出来上がります(´・ω・`)
これを使って、刺激をします。
刺激を入れる場所はココ!↓
左右の耳のてっぺん同士を結んで、頭の所で交わる中間点に『百会』というツボがあります!
ここは自律神経の調整をする機能を持つツボなので、ここを先程の自作集毛鍼を使って刺激して下さい。
かるくトントンと叩くような刺激で十分です!
当院のスタッフが患者さんにしてみてもらったときにも、この方法を教えた次の来院時にはすごく眠れるようになったという声を頂いたこともあります(*^▽^*)
簡単にできる方法ですので、ぜひ試してみてください!
不眠は日々の生活に大きな悪影響を及ぼすものですので、本当につらいほどの症状がある場合にはできるだけ早くの受診をお勧めします!